【体験記】月額1万円超えのインドアゴルフ。「無料体験」で突撃したら、屋外練習場に戻れなくなるほどの“衝撃データ分析体験”が待っていた。(HYPER GOLF 大津京)
公開日:2025-11-02
「インドアゴルフって、正直どうなの?」
「月額料金が高いだけで、開放感もないし…」
私もそう思っていた一人です。
今回訪れた「HYPER GOLF 大津京」は、まさにそのイメージ通りの月額制インドアゴルフ施設。
事前にネットで料金体系は確認済み。全日会員は月額10,890円、傾斜台が動く最上級の「プレミアム会員」に至っては月額18,590円。
正直、気軽に「ちょっと練習に」と入れる金額ではありません。
「でも、一体どんな世界なんだ…?」
中に入ると、想像していたよりずっと「こじんまり」とした実用的な空間が広がっていました。
ここから“研究室のような練習体験”が始るとは、このとき想像もしていませんでした。
「全打席を体験するのは無理だ。でも、中身を知りたい」
そう考えた私は、この施設が提供している「無料体験プラン」を使って、“1打席だけ”突撃を敢行することにしました。
そして、その1打席で、私は屋外の「打ちっぱなし」では決して得られない、衝撃的な体験をすることになります。
この記事の目次
練習の常識が変わる。
「DITECT」の衝撃と“人の温かさ”
この施設には、大きく分けて3種類のシミュレーターがあります。
- GOLFZON (プレミアム会員用):傾斜台が動く、個室の最上級打席。
- OKongolf:シミュレーションゴルフ用(今回は体験できず)
- DITECT:私が体験した、データ分析特化型打席。
私が予約したのは「DITECT」の打席。
これが、私のゴルフ練習の常識を覆しました。
まず、カメラが3つあります。正面、後方、そして「インパクトの瞬間」を撮影する超ハイスピードカメラ。
普段、私は屋外練習場のトップトレーサーで練習していますが、表示されるデータは「飛距離」「キャリー」「左右ブレ」など、結果が中心です。
しかし、このDITECTは違いました。
「ヘッドスピード」「ボールスピード」「バックスピン」「サイドスピン」といった基本的なデータはもちろん、トップトレーサーでは知り得ない「インパクトの瞬間のスロー映像」が、1球ごとに画面に叩きつけられるのです。
「あ、今のショット、入射角がキツすぎたな…」
「インパクトの瞬間、フェースがこれだけ開いてるのか!」
自分のスイングが、スロー再生と数値によって丸裸にされていく感覚。これは、興奮します。
1球打ってはデータを確認し、課題を修正してまた打つ。こんなに効率的で知的な練習が他にあるでしょうか。
時間の感覚がなくなるほど、データと自分の動きに没頭していました。
「近くにあったら、絶対会員になってる…」
これが、練習開始わずか10分で出た、私の本音でした。
さらに、「光」は機械だけではありませんでした。
たまたま居合わせた店員さん(レッスンプロではない)が、ものすごいゴルフ好きの方で、気さくに話しかけてくれたのです。
「そのクラブ、ちょっと難しいですよね。よかったら俺の、試してみます?」
そう言って、ご自身のクラブまで試打させてくれました。挙げ句の果てには、私のスイングを見て「もう少しこうしたら?」と軽いレッスンまで…(笑)
機械は最先端ですが、人付き合いは温かい。このギャップも最高でした。
唯一の心残り。最上級「GOLFZON」への
憧れと、施設の“割り切り”
これだけ「DITECT」に感動した私ですが、やはり「影」、つまり「心残り」もあります。
それは、プレミアム会員専用の「GOLFZON」です。
これは完全に個室になっていて、私が練習している間も、一組の夫婦が楽しそうに入っていくのを見かけました。(※内部は体験できなかったので写真はありません)
屋外の練習場とラウンドの最大の違い、それは「傾斜」です。
「GOLFZON」は、シミュレーションするコースに合わせて、打席の床が「右足上がり」「つま先下がり」と自動で動くらしいのです。
これ、反則じゃないですか?(笑)
「DITECT」でスイングのデータを固め、「GOLFZON」で傾斜地での対応力を磨く。
これができたら、どれだけ上達が早いことか…。
「無料体験」の身としては、あの個室のドアの向こう側は、憧れの対象でしかありませんでした。
また、施設全体が「こじんまり」しているのも特徴です。
洒落たラウンジや、広いパター練習場はありません。
あるのは、マッサージチェア(これは嬉しい)と、有料の貸しロッカー。
あくまで「練習に特化」した、実用的な空間です。
月額1万超えの施設を
“賢く”試す方法
私が今回この高額なインドア施設を体験できたのは、「無料体験プラン」を使ったからです。
これは、入会を検討している人向けに提供されているプランで、もちろん私も入会を真剣に悩みました。
また、面白いのが会員システムです。
「HYPER GOLF 大津京」の会員になると、同じ系列の「イオンモール草津店」も相互利用できるようになります。
(※彦根店は別システムだそうです)
「今日は大津京が予約でいっぱいだから、草津に行くか」
こんな使い方ができるのは、車移動が基本の滋賀県民にとって、かなり大きなメリットだと感じました。
【最終結論】「週2回以上練習する人」には、
屋外練習場より“安い”
「で、結局どうなの?」
「月額10,890円(全日会員)は、屋外の打ちっぱなしと比べて高いの? 安いの?」
私の結論は、「週に2回以上練習する人、または本気で上達したい人にとっては、“打ちっぱなしより安い”」です。
なぜなら、大津エリアの屋外練習場には、弾道測定器(トップトレーサーなど)が設置されている場所が、ほぼ無いからです。(※シガゴル調べ)
屋外で「ただ打つ」練習に月1万円払うのと、室内で「全データを計測」しながら練習するのに月1万円払うのと、どちらが上達が早いか。答えは明白です。
もちろん、開放感がないのはデメリットです。
私ならこう使う
私なら、メインの練習場をここ(HYPER GOLF)にしてデータを取り、たまに屋外練習場でアプローチや開放感を味わいに行く、という使い方をします。
コストパフォーマンスについて
さらに、この施設には「ナイト会員(0時〜6時 / 月5,390円)」や「DAY会員(10時〜17時 / 月8,690円)」というプランもあります。
自分のライフスタイルに合えば、とんでもないコストパフォーマンスを発揮するはずです。
「データ」と「効率」を求める現代のゴルファーにとって、「HYPER GOLF 大津京」は、間違いなく大津エリアにおける“最適解”の一つだと断言できます。
HYPER GOLF 大津京 よくある質問 (FAQ)
Q.料金体系は?
A.月額制の会員プランが基本です。全日会員は月額10,890円、ナイト会員は月額5,390円など、複数のプランがあります。詳細は記事内の料金表をご確認ください。
Q.ビジター(都度利用)は可能ですか?
A.はい、可能です。ビジター料金は平日2,750円、休日3,300円(各55分)です。
初めての方向けの「無料体験プラン」も用意されています。
Q.レンタルクラブはありますか?
A.はい、無料のレンタルクラブが用意されています。手ぶらで訪問可能です。
Q.左利きの打席はありますか?
A.いいえ、ありません。左利き打席はイオンモール草津店をご利用ください。
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「HYPER GOLF 大津京店」の基本情報
| 練習場名 | HYPER GOLF 大津京店 |
|---|---|
| 総合評価 | 3.6 |
| 住所 | 大津市松山町12-8 2階 |
| 電話番号 | 077-596-3200 |
| 営業時間 | 24時間営業 |
| 料金(代表例) | 【月額制】 全日会員: 10,890円/月 ナイト会員: 5,390円/月 【体験】 無料体験プランあり |
| ヤード数 | インドア・シミュレーター |
| 打席数 | 4打席 |
| 公式サイト | http://www.hypergolf.jp/shop/otsukyo/ |
| アクセス | 大津京駅から徒歩13分 |
🎯 さらに詳しい情報や口コミはこちら!
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